釣りの光景
商工センター沖
秋の気配とはいえ、強い陽射しは汗ばむほど。
海に面したところでは、至るところに竿をたらした人たちが
釣りを楽しんでいる情景が見られる。
折りよく「さより」を釣り上げたおじいさん
「これは小さいのぉ〜」とつぶやきながらも「針まで呑み込んで.....」と
呑込んだ針をはずすのに、手間取っている様子。
満潮が近いのか波もなく
海を覗いてよく見ると、魚が泳いでいるのが見える。
魚のなまえをおじいさんに聞くと
「あれはボラじゃ、その中にさよりが一緒におるじゃろうが......」
私は「?、?、?......見えんよ!」
水面からそう深くないところで、魚の群れは見えるが
ボラと聞いた魚はまだ小さく14、5センチ位の感じ
水の中で泳いでいる魚の区別はいきなりはむつかしかった。
商工センターの護岸に沿って車で走ると
堤防の先端で釣っている人、また思いおもいのお気に入りのところに
座り込んで、あっちこっちでのんびりと釣りを楽しんでいる。
かって「いわし」の大群が押し寄せたと
新聞で見たことがある。
もしかすると、思いも寄らない大物が釣りあがるのかも知れない!。
傍目から見て、のどかな光景だった。