こんな勉強しました 広島市立古田中学校☆

かしこい盲導犬ハーブにみんなで学ぶ!

宮谷さんのお話にしつけを考えさせられる!

3月16日(木)6校時、平成11年度最後の学年集会(1学年)で、
大野町にお住まいの宮谷義信さんを招いて盲導犬のお話を聞きました。
今回の企画はPTAの1学年委員会から提案され、
講師の送迎など学年委員会代表の中川さん、腰冢さんにお世話になり、
運営は生徒の代表者会(チーフ:
S,Y君)が行うという
幅広いネットワークから成立した会でした。
ふれあい推進協議会に後援も頂きました。

盲導犬ハーブ1 盲導犬ハーブ2

宮谷さんは、10年以上も愛犬のハーブの目に支えられて生きてこられました。
その間、ヨーロッパや佐渡にも何度か行かれたそうです。
厳しい世の中でハーブとの生き方を笑顔いっぱいで話して下さいました。
「ハーブは私のパートナー。犬を飼っているのではなくお世話になっている。
毎日今日もありがとうね、といって寝ることにしているんです。」
心がほのぼのするお話で、
一学年生徒全員と十数名の保護者でうっとり聞きました。

講演の後で宮谷さんはこうおっしゃいました。
「犬を育てるのは人間のしつけと同じですよ。怒りっぱなしはいけない。
怒ったら必ずほめてやることです。信頼関係が大切ですよ。」…
子どもたちとお見送りをしつつ、この言葉がわたしの心に重く残りました。
じっくり考えてみたい言葉だと思いますが、いかがでしょうか。

○ある女子生徒の感想

「わたしの将来の夢は盲導犬の訓練士です。
今回実際、話を聞いて
盲導犬は、この世にいなくてはならない存在なんだなーって思った。
訓練するのは難しそうだけど、世のため、ひとのためと思えば
大変ありがたみの仕事だと実感した。障害者に対して優しくできる
役に立てる立派な人間になりたい。」

(広島市立古田中学校第1学年通信 HAND IN HAND 第42号 2000年3月24日(金)発行より)