血液さらさら


  西保健センターでは、区民の疾病予防と健康促進のために、テーマごと定期的に教室が開催されており、今回は「血液さらさらコース」でした。



6月23日 広島YMCA健康運動指導士 羽原泰二先生

   靴の準備
     紐で適度な締め付けを調整できるもの  衝撃を吸収する丈夫な素材  足の動きにあわせて曲がる
     指が少し動かせるくらいの大きさ

   服装の準備
     動きやすい服装
     汗の吸収のよいもの
     時期にあわせ日よけや防寒を工夫する

   ウォーキングの歩幅とテンポ
     歩幅は、身長の45〜50%
     テンポは、100〜120歩/分

   ウォーキングのフォーム
     背筋は伸ばして目線は高く
     ひじは軽く曲げて、前後に大きく振る
     着地の時には膝がまっすぐ伸びるように
     かかとから着地し、つま先でけり出す      
     ウォーキング中の注意点
      水分補給  息が少し弾むが話ができる程度の速度  準備運動、整理運動をシッカリと
指導された羽原先生は15年前からウォーキングの推進活動をされていらしたそうで、狭い場所でも工夫次第といわれました。
何事にも頑張る事を善しとして来た中年層には「無理しないで・・」といい、若年層には「頑張れ」とゲキを飛ばしていると、皆を大笑いさせながらの指導でした。




7月7日  すこやか食生活推進リーダー 山崎加代子先生

  1日に摂るアブラの量は、総摂取エネルギーの20〜25%が目安

   

   食品に含まれているアブラに気をつけること 
     例)鶏肉に含まれているアブラも部位によって異なる
        (もも=8.4g  皮なしもも=2.3g  ささ身=0.5g)
   食材を生かす工夫
     例)玉ねぎなど血液さらさら成分を含む食品を積極的に摂る
   調理器具を選ぶ
     例)樹脂加工されたフライパンなどを使う
   調理方法を考える
     例)アブラを使わずできる蒸し料理を取り入れる
調理の前に鶏肉の部位を個々で選び、その量の違いや、主食も御飯か、パン、それとも中華麺かを選び、自分の必要カロリーを知る事から始まりました。
サラダにかけるドレッシングにも、マヨネーズを使わず豆乳とヨーグルトを混ぜ合わせたり、野菜を多く使ってボリューム感を出したり、知恵の溢れた調理実習でした。

健康ブームと言われる昨今、TV・新聞・雑誌などで情報は氾濫しています。
私自身もそれなりに知識を持っていると思っての参加でした。
が、具体的な数値や危険性を示されると、いかに曖昧で大ざっぱな捉え方をしていたか、反省するばかりです。