私は還暦を過ぎて伝統的な遊び「けんだま」「お手玉」にはまっている。今回は広報で折り紙のイベントを見つけ興味をそそられた。616()午前10時〜正午。対象 成人。西区民文化センター。講師 手芸研究家 幸本 博氏。内容 チラシで「ちょう」をつくる でした。

子どもの頃、折り紙といえばよく紙飛行機を折って飛ばした。その他新聞紙で兜、最近ではある人に頼まれ鶴をたくさん折った。一枚のチラシを利用すると大・中・小と三種類の大きさの鶴が折れ、捨てる紙は殆んどなくなる。さて当日はいかなる「ちょう」が登場するやら!

前日、参加者はどれくらいになるのか色々と予想した。成人対象という事なので、お子さんを養育中の若いお母さんと、おばちゃんがほとんどで、男は恐らく物好きな自分を含めて23名位と講師の先生には失礼な推測をした

講師の話に耳を傾ける皆さん

当日の参加者は20名内2名が男性で、残りほとんどが昔の娘さんだったから、若いお母さんの部分がハズレだった。先生の自己紹介では、物の無い時代を過ごしたから、捨てるのがもったいなくてチラシも大切な材料になる。作品は繰り返し、繰り返しやっていると素晴らしい物になると参加者をはげまされ作業が始まった。

スタートはお互い無口だったが、後半に入ると持ち前の口攻撃で、老眼で疲れる、「ちょう」の形がどうだ、どこを切るのかと和気あいあいの教室に変貌。最後に先生から提供された色紙に作品を貼り付けて完成。皆さん満足そうに会場を後にしていました。

文明の利器にとっぷり漬かっている若い世代の人にこそ参加してほしかった・・!

講師に羽根の折り方を教えてもらう受講生

参加者の作品

                                 「参加者の作品」
                       「ちょう」はあらかじめ先生から二匹提供、残り三匹
                       を当日作り合わせて完成したもの。