第4回 「頭と身体の活性化」〜楽しく動いて老化を防ごう
                  講師:生涯学習健康指導師  横崎康子 先生

4回シリーズ『きらきらエイジング』最後の講座は、正直なところ文章での報告は難しいものでした。
前回、「次回は動きやすい服装と、水分を用意してきて欲しい」と言われましたので、身体を使っての実技だろうと想像できました。
会場は最初から机が取り除かれ、椅子が円座に並べられており、小柄でいかにも敏捷そうな講師の笑顔に乗せられ、タイトル通り楽しく身体を動かした1時間半でした

座っての動作ですが、次から次へと繰り出される動きにも意味があり、参加者は笑いながらも真剣に取り組んでみえました。
血圧の高い人は、手首をまわしたり、指を組替えたり意識的に指を開くようにするとよいとのことで、そうすることにより、脳への血流がよくなり活性化されるのだそうです
じゃんけんのグーとパーを右手、左手と交互に出したりしながら「声を出して!(有酸素になってより効果的)笑うのもいいよー!」と励まし「運動するならウォーキングでなくちゃーと構えるのでなく、いつでも気楽にすれば良い。たとえ、一日3分でもしたほうがいい」
「短い時間を何度でも繰り返すことで効果は上がってくる、楽しく習慣づけ継続していくことが大事」と『楽しく』を強調されました。
コアトレーニングとは、身体の内側を鍛えることにより、身体のキレがよくなりちょっとした動作をスムーズにさせること。
「ソフトジム」という空気の調節が簡単な柔らかなボールを、両手で強くはさんだり、ぐるぐる回したり、お尻の下に置き腰を左右に動かしたり・・・足のももを鍛えることにより膝痛予防になるからと両足の内股で強く挟んだり。
また、ストレッチした時、『痛い』と感じるほどしないように。『痛ッ気持ちよい程度』『少しだるさを感じるほど』が最良だそうです。
最後は『ズンドコ節』『困ちゃうなァ』の音楽にあわせての踊り(?)でしたが、パワフルな講師の振りにつられ、知らず知らずに身体は動き、少し汗ばむほどでした。
帰り際「今まで使っていない筋肉が刺激されている感じで明日が恐ろしい」と言う声に、内心ドキッとされた人も多いのでは・・・
と他人ことのように思っていましたが、翌日体のあちこちに微妙な違和感に、日頃の運動不足が露呈し反省させられました。