参加した実習生
  中三  女子生徒 3名
  中一  男子生徒 1名

青少年福祉活動体験講座とは
 毎年6月末頃、西区社会福祉協議会から西区内の中・高・大学に対し福祉活動体験の募集案内があります。参加者の中にはボランティア部に所属しており、クラブ活動の一環として参加をしている生徒さんもいらっしゃるそうです。




10時からの外遊び時間帯に、園長先生から説明を受けながら6人の中学生の活動振りを見学しました。

 女子生徒は何度か実習の経験があるだけあって、園児の扱いも余裕があり、保育士の補助もこなしている感じで頼もしい限りでしたが、男子生徒は「初めての体験」との事で、何をどうしてよいのか・・戸惑っている様子が見られました。ただ、「お母さんが保育園(福祉施設)で働いていた(いる)ので興味があったから」と、動機は自主的で前向きなのが好感を持ちました。
 また、音楽に合わせて踊りだしたグループにいた男子生徒が園児たちと輪を作り、徐々に笑顔が見えたのも印象的でしたし、水遊びを終えた児に話し掛けられ、手を引かれ部屋に戻ってゆく姿も微笑ましく、園長先生も「私たちがあえて指導しなくても、園児に助けられ回を重ねてゆく内に、女子生徒に負けない位慣れてくるものですよ」とうなずいて見えました。
 男女参画型社会を目指す今、女性の男社会への進出にめざましいものがありますが、まだまだ女性の分野である保育や、看護の世界に男性の進出してくる予感が実感できた風景でした。