出演:井口明神小学校ブラスアンサンブル
アルパーク東棟2階東広場にて

 防火意識を高める街頭キャンペーンの一つとして、地元の児童・生徒の演奏会やパネル展示が、4日・5日(井口中学校吹奏楽部)の2日間にわたり行われました。
その中の初日に、今春小学校に入学する孫娘を連れて出掛けました。
開演30分前の会場はすでにスタンバイOkの状態で、和やかな中にも緊張感が張り詰めていました。指導する先生もいろいろチェックするところがあるらしく、階段を何度も上り下りし、児童に声をかけてみえました。

出掛けるにあたり『ブラスアンサンブル』については、小学生のことだから鼓笛隊ぐらいかなと思っていましたが、フルート、トランペット、クラリネット、ホルンなどの管楽器と、打楽器もドラム、ティンパ二ー、マリンバなど本格的な楽器がずらりと並んでおり、びっくりです。(のど自慢の時に使う鐘までありましたよ。)
今の小学校は進んでいるんですね。考えれば我が家の末っ子が小学校を卒業して20年が経っており、今さらながらその空白の時間の長さ、重さを知らされた感じです。

演奏に先立って、「このクラブは4、5、6年生60名の児童が週3日、放課後練習している。」と紹介されましたが、これだけ種類の多い楽器の指導はどのようにされてみえるのか、興味のあるところです。
タクトを振ってみえた、うら若き女教師お一人で指導されたのでしょうか。
すべてに豊かな環境の現在、連れている孫でさえ音楽に親しめられたら・・と2年前からリズム教室に通っているぐらいですから、今の子どもたちは音感がよいのでしょうが、なんといっても10〜12才の年齢です。肺活量がそれほど多いとは思われないし、見渡したところほとんどが女の子です。大人用の管楽器をどのようにして吹きこなせるようにされたのかお聞きしたいものです。
演奏は時間こそ15分ほどの短いものでしたが(30分の休憩をとり、2回演奏)一生懸命な児童の真摯な姿勢とワクワクする曲目は、期待通り十分堪能させてくれました。孫も「来てよかったね。」と喜んでいました。

追 記
1、演奏もさることながら、進行係の井口中学校の生徒のアナウンスが又、素晴らしく、印象的でした。(後日、全国大会でも優秀な成績を収められた放送部員ではないかと聞き、大いに納得!です)

2、会場に展示されている防火パネルを眺めて、消防署の役割はまず火事を起こさない予防活動・・・と、再認識させられました。「当たり前」のことと言ってしまえばそれまでのこと。効果のほどが数字に表れない地道な活動ですが、大事なことなのですよね。